介護同居10日目
昼前、話があると言ってきた。何かまた言い出すのかと身構える。
「引っ越すと言ってるけど、誤解があるみたいだから話したい」と
食事が一緒じゃない話、別々ならそれはそれで構わないと言ってきた。
初日は先に食べていてショックだったけど、そういうものなら別々でも構わないと。
先日、出かける時にちょっと話された内容と同じようは話を改めて話された感じ。
食事については、こちらも申し訳なかったと伝える。
「最初はショックでいろいろ言ったけど・・・」とはいうものの
一緒に暮らせないとか、居ないほうが良さそうとか、こちらにとって一番ショッキングだった発言自体は、やはり覚えてなさそう。
出て行かなくていいという言い方でもない。うちは子供の時からずっとそう。はっきりは言わない。好きなようにしなさいと言いながら、思ってるのと違うとムッとする。
妻と話して、別居については一旦保留することにした。引き続きストレスの多い状態は続くかもしれないが、ある程度は覚悟して同居しにきているわけで、そのレベルに戻ったような感じ。別居を考えたのも、こちらのストレスもあるが、母自身も一緒に居ないほうが落ち着いていられそうだったからなので、その辺が、ある程度緩和されるのであればもう少し続けてみても良さそう。
母はこちらの生活のリズムが違うことに慣れてきて、こっちも母に振り回されるのに少し慣れてきたのかもしれない。
やはり、昼間、それぞれ別々にいること自体がいつまで大丈夫かも引っかかるところではある。
母は基本的にはやる事もないので、テレビを見ているか、同じ場所を何度も整理しているか。できればデイサービスに行って欲しいのだが。これは次の課題。
デイサービスについては、かなり前から勧めてはいるが、頑なに行かない。一度は見学に行ってその時は、行っても良さそうな感じだったのだが、近所の人から「そんなところに行かなくていいじゃない」と言われて来たらしく、そこからは、私はいいわと行く気がなくなってしまったようだ。
あまり強引に話すと、ますます頑固になりそうなので、それからはあまり話していない。昼間、やる事がなくて、みたいな話が出た時に、デイサービスは?と振ってみるが、あれはいいわっと。近所の人の影響なのか、行ってはいけない場所、ぐらいの感じになっているようだ。
しかし、一日中やることもなく家にいるより、週一でも出かける用事があったほうが、体にも心にも良いと思うのだが。折を見てケアマネさんに相談してみる。